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ようこそいらっしゃいました。すてきな書物と美味しい食べ物をどうぞ。

私的本の情報メモ(10月) 

ようやく空気が秋らしくなってきたように思います。
確かにお彼岸のころで季節が切り替わりましたね。
台風が発生したというニュースが不穏ですが。
もうゲリラ豪雨はこりごりです……。よけいにお出かけできない……。

さて来月分の新刊購入予定メモです。

『リバース×リバース 2』天乃忍 10月5日

『詩歌川百景 1』吉田秋生 10月9日

『九重家献立暦』白川紺子 10月15日

『なんちゃってシンデレラ 王国騒乱編 お伽話のつづき、はじめました。6』汐邑雛 10月15日

『コレットは死ぬことにした 17』幸村アルト 10月20日

『わが家は祇園の拝み屋さん13 秋の祭りと白狐の依頼』望月麻衣 10月23日

『腐男子先生!!!!! 6』(コミックス)結城あみの 10月


『詩歌川百景』が『海街diary』の和樹君のお話だと知り、こ、これは読みたいです。嬉しい。
そのうち前作の姉妹達の消息も出てくるかしら。
あとは白川紺子さんの新作が特に楽しみです。あらすじからとても素敵な気配が漂ってきます。
『なんちゃってシンデレラ』王国騒乱編完結ということで。長かったですね……年の差夫婦の仲睦まじさを今回も楽しみにしています。

カテゴリ: 新刊メモ(月別)

『Babel II 魔法大国からの断罪』古宮 九時 




カンデラ城での禁呪事件から何とか逃れ、改めてファルサスを目指す雫とエリク。
なぜか行く先々で騒動に巻き込まれつつも、なんとか目的地にたどり着く。
日本に帰るための糸口を求めて、ファルサス国王ラルスとの謁見がついに実現するのだが——。


『Babel』電撃新文芸版2巻目が発売です!!(ぱちぱちぱち)
かつての文庫版に比べると2巻目もかなりのボリュームな気がします。
今度こそはこの続きが書籍版で読めそうですね。ね!!

やはり単行本サイズになったおかげで挿絵も大きなサイズになり存分に堪能できるので素晴らしいです。
表紙の上目遣い雫が非常に可愛いです。こうしてみると確かに彼女は瞳が大きく童顔ですね。
さりげなく雫を守れる場所に控えているエリクもとてもエリクらしい。
カラー口絵のウェディングドレス姿の雫がまた可愛らしくてとってもときめきました!
ラルスはなんというか、相当の苦労を経て生きてきているような老成された風格がありますね。


それでは書籍版ネタばれ含みの感想を~。
(ちなみに私は『Babel』『UM』どちらもWeb版で本編~番外編読了しています。忘れている部分もいっぱいですが)


大陸地図を参照すると、かなりの距離転移してしまっていた雫とエリク。
ファルサスって改めて大きな国ですねえ。
そしてアイテア神の嫁取り神話が意味深。(この辺り記憶に全く残っていなかった……)

序盤に出てきた謎の二人組。
これ、UM本編完結まで読了されていない方は、どういう感想を持つんでしょうね??私はUM完結後にBabelを読みはじめた人間なので、上手く想像できないのですが。一度記憶をまっさらにした状態で改めて読んでみたい気もします。
その代わり私はUMとのリンクを一つ一つ拾っては「あれはこういうことだよ」とひとり頷きながら読んでゆけるので、これはこれでとても楽しいのです。
幼くて可憐な美少女のリースヒェンが花嫁衣裳を作ってもらっているの、彼女への大きな愛情を感じてきゅんとします。
完全に初対面のリースヒェンを助ける道を選ぶ雫、そしてそんな雫の選択を受け入れるエリク。好きだなあ。
そして再会した青年オスカーの挿絵もちゃんとあった!謎すぎる存在ですよね(笑)。
幽閉されていたリースヒェンにとって「自由」がどれほど得難いものであったのか。非力な身で謎の相手に立ち向かう雫に、胸が熱くなりました。
一行が朝ごはんに食べている底がパイ生地の大きな卵焼きがなんだかとってもおいしそう。キッシュみたいなの?

『無言の花嫁』
アイテア神の嫁取り神話になぞらえたお祭りに巻き込まれる雫とエリク。
確かに、一見本編の筋に関係ないように思えるけれど、最後まで読むととても『Babel』らしいエピソードのように思えます。
ウェディングドレス姿の雫にときめきつつも、何ともやるせなくほろ苦い余韻が残りました。
ヴァローラの笑顔が美しくて悲しくてぎゅっと締め付けられました。
デイタスとヴァローラ、あの結末で、それでもある意味救われたのだと思いたいです。
デイタスの従者ネイも謎めいた人物でしたね。
……と思っていたら、別シリーズにでてきたあの人か!道理でなんか覚えがある名前だと思っていたんだ……。
巻き込まれ監禁された雫を助けに来たエリクの登場の仕方がちょっとツボにはまりました。淡々とした感じがいかにもエリク。
雫の救難信号にちゃーんと気づいてくれるのも本当に頼もしいです。

『異質と罪人』
序盤のささやかな日常エピソードがなんだか好きなのです。
鮪なんて食べたことも見たこともないのに気にいって「鮪」の書き取りをしているエリクの姿がおかしい。
エリクに助けられっぱなしであることを気にしている雫に「君の今まで受けてきた教育で得た知識で対価を払っている」というエリクの場面も、とても好きです。本当にエリクは研究者肌だなあ。精神がとてもフラットな。
「私より自分の身を大事にしてくださいね」という雫に「君の命も大事だから気分次第だ」というエリクの台詞も良いんですよねえ。
甘くて卵色のフレンチトーストをおやつに食べている場面もWeb版の時代から大好きです。
好きすぎて昔別記事に書きましたよね確か。

ついにやってきた魔法大国ファルサス。
精霊魔法が組み込まれた天気予報盤とか水でできたカーテンとか、魔法大国ならではの街並みの描写が楽しいです。
これがかつてファルサスに持ち込まれた魔法技術が発展を遂げたもの……。と思うと色々感慨深いですね。
帰る手がかりを求めて王の前に立つ雫。
彼女に下されたのは、あまりに情け容赦がない「断罪」でした。
あんなに苦労して辿り着いた果てに待っていたのがこれでは……辛すぎる。
そこからあんな行動に出る雫はなんというか、並大抵ではないですね。
彼女の精神と誇りの強さに、私の心が震えました。
結果的にラルスと一応会話で意思疎通ができる間柄にはなったのですが。結果よければすべてよし、で納得して良いのでしょうかこれは。
あとからレウティシア様に怒られているラルスの姿に、これがファルサスの当たり前じゃなくて良かった、と取りあえず胸をなでおろしました。お城の人達も雫に同情的っぽかったし。
(でもあそこまで冷酷な態度を取ったラルスの事情も分かることはわかるんだな……)

ラルスの態度といい後半の禁呪事件といい、何度理不尽な目にあっても折れずに受けて立つ雫は本当にすごいし、そんな彼女を淡々と常に気遣い支え続けるエリク、エリクの揺るがない優しさが本当に尊いです。
絶対的な上位者に、どんなに異邦人であることを疎まれ排除されかかっても、エリクの淡々とした優しさだけは全く変わらない。雫の味方であり続ける。
雫も読者の私も、エリクのこういうところにどれだけ救われているか……。
これで男女の好意ではないところが独特で、でも雫とエリクらしい間柄です。
さて雫もラルス相手に段々ふてぶてしくなってきました。ほんのぽっちりの人参を入れたパンケーキ→人参をいかした人参ケーキ、とバージョンアップしているのが笑えました。

しかしエリクは雫と出会う前から、ファルサスの王家の暗部にかなり関わり合ってしまっていたんだな、と思いました。
カティリアーナ様の事件の真相がなかなかえぐい。
深夜の徘徊事件もえぐすぎます。あの挿絵の不気味さ、夢に出てきそう……。こんなのを一生背負い立って行かなきゃいけないのだからラルスもしんどいですよね。
禁呪を教えたと見せかけて実は……というエリクのオチに、ちょっと救われた気がしました。
そして語られるファルサスの口伝の一部。ラルスとどれだけ言葉を尽くして語っても、軽口をたたき合える関係になっても、結局分かりあえない壁は高い。か。

そして初めから違和感がじわじわと積み重なってきていた、「言葉」の秘密。
雫のよりどころの大きなものをがつーんと砕いてしまったのが、雫の絶対的な味方で保護者のエリクとだったというのが、読者の私も心をぐらぐら揺らされてしまいました。
いや、そこを暴いたのがエリクで良かったとも心から思いましたけどね……。
学者肌のエリクだからこそ、今後どういう風に考えるのか、とか、そうはいっても色々考えてしまうじゃないですか。
おまけにラストはあんなに不穏ですし。

さてAct.3では新キャラも登場しますし、書籍版で読めることを心待ちにしています。
やはり心折れる展開の連続だったような記憶もあるんですが……、頑張れ、雫。
しんどい展開の後に生まれた友情が尊いのです。

ところでファルサスの王様で歴代で一番強かったのは誰?という雫からハーヴへの問いに、即答えが出てこなかったのが、ファルサスってすごいな!と思いました。
オスカー一択じゃないのか……あれくらい強い王様もっといたんだ……どういう風に比べるかにもよるのでしょうが。
確かに暗黒時代においてファルサスを建国した王様は、ものすごく強かったんだろうな。

そして購入者特典の小話も読みました。
甘くておいしそうなお話でした。
別腹は、確かに、説明できない!!!


ここ一週間くらいの間にそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

カテゴリ: Memoriae シリーズ

タグ: 古宮九時 

『本好きの下剋上 第五部「女神の化身Ⅲ」』香月 美夜 



『本好きの下剋上』第五部第三弾。
ダンケルフェルガーとのディッターはエーレンフェストの勝利で終わったものの、ローゼマインは力を使い果たして倒れてしまう。
そして浮かび上がる中央騎士団内での危険な薬物の使用疑惑。
そんな中、ローゼマイン達は領地対抗戦の準備に取り掛かる。
ダンケルフェルガーはじめとした各領地との社交、そしてフェルディナンドとの再会。
ローゼマインは兄妹や側近達と一緒に奮闘する——。


『本好きの下剋上』今回の新刊もすごくすごく面白かったです~!!!
最初は少しずつ読んでいたのですが、大雨で窓枠が浸水しかけた夜に、止まらなくなって一気に最後まで読んじゃいました。

表紙のシュミルのぬいぐるみを手に持つローゼマイン様が可愛い!色がお揃いなのも可愛いです。
帯の「おかえりなさいませ、フェルディナンド様」に早くも心をぎゅっとつかまれます……。
カラー口絵は、ピカピカ奉納舞が、こういう描かれ方をするとは。
ローゼマインとフェルディナンド様の無言の会話めいた仕草がポイントでした。
ディートリンデ様、確かに美人さんではあるんですよね……。
トラオクヴァール王は、やっぱりフェルディナンド様にちょっと雰囲気が似ている気がします。顔立ちは違うんですけれど。

今回は三年生編領地対抗戦&フェルディナンド様との再会がメイン。
ようやく貴族院のスケジュールがなんとなく理解できるようになってきました。


ではさっそくネタばれ含みの感想を語らせてもらってよろしいでしょうか。
色々書き散らしたいことがたくさんあってまとまりに欠ける感想になっております。ごめんなさい。


プロローグはマティアス視点。
ブリュンヒルデやレオノーレ、お姉様側近達のローゼマイン様への愛情と忠誠がひしひしと伝わってきて、プロローグからすでに泣けました。
そうだよ、なんでみんなローゼマインの献身を当然のものと思っているの?虚弱な身体と分かっていながら無理させるの?
そしてヴィルフリート兄様はどうしてローゼマインの心配をろくにしないの?ハンネローレ様の立場はあんなに心配しているのに?
……いつも特にそういう感情の揺れを表に見せないブリュンヒルデだけに、ううう、泣ける。
ローゼマインの好意なんて、本を贈りでもすればちょろいのにね。確かにその通りだ(笑)。
そして「政略結婚の相手からのお見舞いなどどうでも良いのです」とすぱっと切り捨てつつ、ヴィルフリート兄様の対応のまずさに怒りを募らせているレオノーレ。彼女の理路整然とした憤りと護衛騎士の心得が格好よすぎて惚れ惚れでした。
レオノーレに護衛騎士の心得をふられて即反応できるユーディットもさすがです。ユーディットもすごく成長していますね?
なんというか、ローゼマイン自身すら軽視しているような、貴族社会における彼女自身の立場のしんどさに、これだけ本心で怒ってくれている存在がちゃんといるんだなというのが、もう、泣けて泣けて仕方ありませんでした。
ちょっと進みますが第一章のリーゼレータもそうですね。ブリュンヒルデへの忠告とか、最終学年の側仕えの鏡。
優秀な貴族で普段感情を表に見せたりはしないけれど、ローゼマイン様が大好きで主のことを本当に大事にしている女子側近達と、彼女たちへちゃんと目配りを返しているローゼマイン様、可愛い女の子達の絆が好きすぎる。

この辺りは、マティアスとラウレンツはまだまだかもしれない。彼らはつい最近まで旧ヴェローニカ派だったんだなというのが実感できました。というか派閥ごとの考えの溝って改めて本当に深刻ですね……。
女子達の怒りを受け止めつつ一つ一つの事柄に彼なりの冷静な考えをちゃんと持っているマティアスは、流石だなと同時に思いました。
そしてトルーク。悪い可能性をむしろ考えたくなかったマティアスに対し、ローゼマイン関連の危険性のつながりについて即考えが及び断じるレオノーレ、彼女が貴族院における筆頭護衛騎士であって本当に良かった。
そういえば、テオドールをこの場に参加させなかったレオノーレの線引きも流石。
あれか、ギーベ・キルンベルガの息子が、ヴィルフリート兄様の護衛騎士見習いだからというのもあるのかな?
個人的にはテオドール君もローゼマイン様の護衛騎士になってほしいんですけどね……というか、下級生側近の少なさはちょっとやっぱり問題な気がします。

領地対抗戦の社交。
ジルヴェスターとペアで社交に臨むローゼマインがちょっと新鮮。
ジークリンデ様とハンネローレ様。
ジークリンデ様は理路整然とした思考の持ち主で優秀な方でした。さすがダンケルフェルガーの第一夫人。
ローゼマインのぶったぎり社交はひやひやものですが、でも結局のところ誤解が解けて、良かったです。
あれか、レスティラウト様とアウブ・ダンケルフェルガーの誤魔化し報告が原因の誤解だったのね……これからジークリンデ様にめっちゃしかられますね……エーレンフェストは誤解に苦しめられ続けていたので、ある程度は良い気味です。正直。
最後のジークリンデ様視点の番外編も、とても良かったです。ますます彼女のことが好きになりました。
ジークリンデ様、ダンケルフェルガー出身の第一夫人だったのですね。なるほど、レスティラウト君とハンネローレ様は生粋のダンケルフェルガーっ子なのですね。
ダンケルフェルガーの第一夫人としてふるまわねばならない一方、娘のハンネローレ様への愛情も伝わってきて、ああ、お母さんっていいなあ。胸がいっぱいになりました。
ハンネローレ様もぷるぷるしつつ、エーレンフェストとダンケルフェルガーの因縁について最初からジークリンデ様に誤解なきよう説明してくれたり、最高でした。なんでこんないいこが、これから領地内で苦しい立場にならねばならないのか……結局のところ、ほとんどはレスティラウト君の責任じゃないの?
「よくそれでローゼマイン様は貴女と友人になろうと思いましたね」とジークリンデ様視点で台詞があって、そうだよね、ダンケルフェルガーに散々迷惑をかけられたと思うのは間違いじゃなかったよね!とようやく心の中でおさまりが付きました。

そしてやってきたフェルディナンド様との再会。
ハイスヒッツェへのマント返却。一人だけ真っ青になったハイスヒッツェ。確かに、彼はそれだけの事情を知るだけ近くにいた存在だったのですね。痛いね……彼の奥さんもダンケルフェルガーの女なら、事情を聞かされたら雷を落とすのではないだろうか……。
アーレンスバッハとの共同研究の魔術具関連で、「大変結構」と頭ぽんぽんをもらったローゼマインがじんわり喜んでいるのが、とても好きでした。
ディートリンデ様はフェルディナンド様のトラウマをストレートに突きすぎですよね。ある意味流石です。

フェルディナンド様達を寮に招いての夕食会。
健康診断、確かにローゼマイン様が幼女→少女に成長している今となっては、距離感が近すぎるのかも……しれないですね。
ふたりの表情がとてもリラックスしているのが、よけいに。
調合が楽しそうなフェルディナンド様が拝めて何よりでした。リーゼレータの補助の手配が優秀すぎる。
レティーツィア様への贈り物についても心配りをするローゼマインにゼルギウスが感謝しているのが伝わってきたのも良かったです。そうそう、味方作りってこうやってやっていくのですよ~。
レティーツィア様も、ローゼマインと同水準を求められるとは、苦労しますね……頑張れ。
翌朝ローゼマインとリヒャルダに素直に感謝を伝えるフェルディナンド様、リラックスした素の表情が、心に染みました。
寂しいね。

騎士見習い達のディッター。
優秀で冷静な指揮官レオノーレの下で、きちんと連携して魔物に対峙するエーレンフェスト勢、とても良かったです!!!
皆本当に成長しましたね……挿絵の戦うレオノーレとユーディットが格好良いです。

表彰式。
いつもやらかしを叱られてばかりのローゼマイン、彼女の頑張りが正当に評価されているこの場面が、Web版から私は大好きだったので、改めて感無量でした。
本来彼女は普段からこれだけ評価されてもいいはずなんだけどな。まあやらかしの後始末が(エーレンフェストにとっては)しんどすぎるから……。
マティアスの忠誠を捧げる場面が非常に目立ちます。巻末の椎名先生の四コマ漫画でイラストがちゃんとついて最高でした。
恋物語の台詞を吹き込むのは駄目なのに、なぜこの公衆の面前での忠誠は大丈夫なの?
……確かに!!!

卒業生の晴れの舞台。
成人の装いで髪を上げたリーゼレータの控えめで楚々とした横顔が美人さんで素敵すぎて、私も恋に落ちてしまいそうでした。ぱっちりした瞳が美しい。
剣舞のレオノーレも、立ち居振る舞いが非常に美しいです。髪型もレオノーレらしくて素敵……たまりません。
ああ、目の保養……。
トルステンは成人側近なのかな?幸せ者だなと思いました。
そういえば、ハルトムート&コルネリウス兄様&アンゲリカの挿絵もあって満足です。皆大人になったなあ。アンゲリカもやっぱり美人さんだなあ。言ってることは相変わらずでしたが。
今回ちょっと残念だったのは、クラリッサの直接の登場や成人の装いがどこにもなかったことですかね……話の流れ的に近いうちに出てくるでしょうから、楽しみに待っています。

ディートリンデ様のピカピカ奉納舞が引き起こす波紋。
レスティラウト君が本気で嫌そうなのが伝わってきて、ちょっと笑えました。(フェルディナンド様にはとても笑いごとではない)
本当に、どうしてフェルディナンド様はそこまで反意を疑われなければならないの?
ローゼマインがエグランティーヌ様にああいう風に言って、相変わらず直接的すぎるけれど、フェルディナンド様は、内心嬉しかったんじゃないかな。と思いました。
全てがひと段落してからのハンネローレ様とのお茶会でひと息。
レスティラウト様のイラスト、うん、そっとしておいた方がいいですね……。
ハンネローレ様にローゼマインが言う「秘密の大切な殿方」、ルッツとフランを適当に混ぜれば確かにそんな感じになるのは分かるけれど、それ以上に、それはフェルディナンド様のことに聞こえるんですけれど???
大丈夫なのかな。
そしてフェルネスティーネ物語のあらすじも、フェルディナンド様をモデルにしているのは分かるのだけど、なんだかローゼマインの今後をなぞらえているようにも思えてしまうんですよね。正直。

マルティナ視点のエピローグ。
ディートリンデ様の側近は、それは多大な苦労の毎日でしょう……同情します。
しかし親からも側近からも誰からも期待をかけられていないディートリンデ様の境遇も、しんどいな、と正直思います。
アルステーデやヴィオフラムが普通の領主候補生だったということは、ディートリンデひとりがそこまで目をかけられず育ったのは、どうしてなのかなあ。あえて愚かしく、傀儡向けの子になるように育てたということ?
ゲオルギーネ様の行動はどこからどこまでが意図的な策略なのか全く読めないので恐ろしい。
少なくとも第一夫人を消したのはゲオルギーネ様なんでしょうね……。
そしてわがまま娘はフェルディナンド様に名を捧げろと迫る。対するフェルディナンド様の衝撃の発言。
この場面のフェルディナンド様の冷たい瞳の微笑みが、ぞくぞくっとします。
なんだかとてもフェルディナンド様らしい表情ではある。
皆が彼が名を捧げたのはヴェローニカだと誘導されたけれど、実は実は。ですよね。
この巻でひっそりその場面がありましたね。
この時点からひっそり伏線が張られていたんですよね……。
まあそれにしても、妹がこんな感じでは、アウレーリア様みたいなひとなら進んで交流を継続したくはないでしょうね。
当時の圧力をかけられた状況の中でも、ランプレヒト兄様は相手を見る目がありました。

リュールラディ視点で領地対抗戦の展示を色々見て回れた気分になって、楽しかったです。
ローゼマインとフェルディナンド様、主観と客観がこうまで違うのか。の見本みたいですね(笑)。
リュールラディは確かにエーレンフェストに嫁いで来たら、楽しい生活が送れそうです。誰にお嫁入りするのが良いのかな。
ミュリエラとリュールラディに、自分達をこんな形で妄想のネタにされているなんて、さすがにローゼマインは思いもしないだろうなあ。
最後の二行が未来を示しているようで、意味深。

ヴィルフリート兄様。
オズヴァルト……(ため息)。
ヴィルフリート兄様自身は、ローゼマインとフェルディナンド様のことを決して変な風には思ってなかったし(ヴェローニカ様を思い出していたとは予想外)、妹の功績を奪いたくないと思っていたのになあ。
プロローグのブリュンヒルデ達が怒り狂っていた彼の行動の裏には、きっとオズヴァルトの暗躍があったんだろうな……。
彼のこの素直さは確かに美質なのだけど、領主として生きていくには、正直、かなりの不安が出てきました。
オルトヴィーンは姉のために強かに行動していますね。彼のこの行動自体は嫌いじゃない。
しかし、間が悪かったかなあ。
前も出てきたけれど、ジルヴェスターとヴィルフリートは、似ている父と息子ではあるけれど、別人なんですよね。
ジルヴェスターはあれでもフェルディナンド様も認めているくらいにアウブ業を務めているけれど、ヴィルフリート兄様はどうだろう。
いや、オズヴァルトにとっては、そこが大事じゃないのか。
うーん……。

特典ペーパーのアナスタージウス王子のお話。
まだアナスタージウス王子は思考がまともな王族だなと改めて思いました。
ジギスヴァルト王子の思考回路はちょっと(かなり)いらっとしますね。そしてトラオクヴァール王の思考がどちらかというと王向きではないのも、悲しいかなその通りなのかも……。
ジギスヴァルト王子の妻二人の仲があまり良さそうではないのも、辛いね。

ドラマCD、今回は入手していないのですが、ネット上のご感想でやっぱり気になってきました……。
カップの特典も気になりますが、さすがに容易に手が出せる品ではないですねこちらは。いつかどこかに小話が収録されると、嬉しいな。
『ふぁんぶっく』が11月、本編の続きが12月ということで、先の楽しみが増えました。嬉しいです。とても嬉しい。
楽しみに待っています。


追記以下は、Web完結まで込みのネタバレつぶやきなので、ご注意ください。


この一週間くらいの間にそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

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カテゴリ: 本好きの下剋上シリーズ

タグ: 香月美夜 

『メイデーア転生物語 3 扉の向こうの魔法使い 上』友麻 碧 




かつて「前世」の自分を殺した存在に、巡り会ってしまったマキア。
マキアの恐怖をよそに、救世主と守護者の旅立ちに向けて、ルスキア王国に同盟諸国の関係者達が集まりつつあった。しかしここにきてアイリが衝撃の発言を。ざわつく人々。
一方魔法学校では、第一学年最後の課題が出される。マキア達の班もさっそく活動をはじめるが、留年生王子のフレイがいつになくうわの空で——。


『メイデーア転生物語』第三巻目、発売日からちょっと日が過ぎてしまいましたが、読了しました。
台風やら大雨やら世の中や身の周りがざわざわ混乱してしんどかった中、友麻先生の安定したファンタジーの世界に浸り切ることで、心が上手くリセットされた気がします。
ワクワクドキドキときめきもたっぷりで、とっても楽しかったです~!!やっぱりこの作品大好きです。
そういえば二巻目の感想を書いていなかったのでぶつ切りですが、感想メモを書き散らしていきたいと思います。


ここからはネタばれ感想です。ご注意を~。


ついにマキアの前に現れた「死神」ことカノン・パッヘルベル将軍。
いつも元気で少々のことではへこたれないマキアのおびえっぷりが尋常ではなくはらはらしました。
トール君がマキアのことを一番に考え側で守っていてくれているのが心強い。
しかし、読めば読むほどこのカノン将軍、敵なのか、味方なのか……???
フレジール皇国の藤姫様も、エスカ司祭だって、マキアの明確な敵という感じはしないしなあ。むしろマキアを助けてくれている感じ?か?
なによりユリシス先生が、マキアが知らないことを色々と深く知っていて、そのうえでこの状況を許しているということは、ええと、どういうことなんだろう。
あえて「転生」させるために、殺したということ?
それはどこまでさかのぼれること?
……うーん、分からない。

この巻で、メイデーアの色々な謎が少しずつ分かってきた感じはあったのですが、やはりこの壮大な物語は、まだまだ分からないことが多すぎます。
謎を一つ一つ紐解いていくのもワクワクしてとても楽しいのは、それだけメイデーアの世界が魅力的だから、ということなのでしょう。
『浅草鬼嫁日記』シリーズとなんとなく重ね合わせになっているものを随所に感じるのも、より読書の楽しさをかきたてるんですよね。
あちらの物語も大好きですから。

戻って、ユリシス先生は色々なからくりをすでに分かっていて、裏で様々な画策をして糸を引いていて、そのうえでちゃんとマキアにとってよき教育者であるところが、好きだなあと思うのでした。
やっぱり知的で穏やかで優しい男性キャラに私は弱いのです……(実は腹黒要素も美味しい)。
あのダンスの場面はちょっとときめきました。
あと先生、ご結婚されるんですね?
「緑の巫女」どんな方だろう。(すでにどこかで登場していて私が忘れているだけかもしれない)
綿花の精霊の図書館の描写もなんだか素敵でした。
ユリシス先生は、待っているんですね。あのふたりを。なんだか次元を超越した絆を感じます。

エスカ氏は前巻からガラの悪さと俺様口調に驚きですが、この人はこの人で、読めば読むほど実は良い人なんじゃ……?と思えてくる。(疑問が末尾に完全には抜けない)
確かにマキアの魔法特訓は、一つ一つが的を得ていて確実にマキアの成長に貢献しているな、と思いましたし。

ユリシス先生が静かに待っているのでは?という、マキアとトールのふたり。
今回のトールの行動はほぼ完全にマキアの忠実な騎士様で、そしてマキアへの想いを随所で隠していなくて、そんなふたりにきゅんきゅんとてもときめきました。やっぱりこのふたりは一緒にそばを離れず行動していてほしいなあ。安心感が全然違います。
トールの「お嬢」呼びがたくさんあって嬉しい。
トールの想いや牽制は結構あからさまなのに、マキアだけは彼の想いに気づいていないのが、また不憫というか、もどかしい。でもマキアだからなかなか気づけないんだろうなあ。自分に自信が足りない恋する乙女の気持ちは複雑なのです。
幼い日の海賊船の上で高笑いマキアのエピソードふふっとなりました。可愛いしマキアらしい。

そうか、私が二巻目を読んで感想をスキップしてしまったのは、マキアがトールと離れ離れの場面が多くて、かつマキアがアイリに不当にじわじわ悪く言われ続けていて、皆の態度がマキアに冷たかったから、というのが大きかったのかも。
立場が強い人間からのいじめ……と言っていいのか、そういう雰囲気が、なんだか辛くて。アイリの思い込みが正直ちょっと気持ち悪くて。
今回はアイリとの関係もまた変わり、二巻目で刺々しかったひとの態度も一部軟化したので、だいぶほっとしました。
ライオネル氏とか、ちゃんとマキア自身を見ていてくれたんだな、とか。
ラストのネロ君の台詞で、すとんと腑に落ちました。マキアは強くて明るい女の子だけど、「紅の魔女」の末裔で悪口を言われやすい立場で、そうはいっても心の中で傷つき続けているんだろうな。と。根っこのところで臆病で、自信がなくて。だから彼の気持ちも信じきれない。

そんなマキアの味方であり続けてくれた、トール、そしてガーネットの9班のメンバー達が、だからこそ、私は大好きです。
皆マキアと同じくらいの重い事情を抱えているからこそ、それぞれに何かを感じてもそっとしてあげられるんだな。
このメンバーの絆と友情が尊いです。今回のフレイのエピソードでも実感しました。
レピスが可愛い。ネロ君もなんだかんだ優しくて頼もしい。炊飯器本当に作っちゃったよ……。
そしてマキアだからこそこのメンバーを上手くまとめられるんだな、というのにも、納得。
今回フレイとネロ君の事情の片鱗が見えてきました。
ネロ君、まさかあのひとの弟だったの?そういえばパッヘルベルでしたね?(気づいていなかった)
フレイとギルバートとアリシア様のエピソード、とても好きでした。アリシア様強い。ありとあらゆる意味で。格好良すぎます。フレイの初恋がこんな人では理想が高くなっちゃいますね……。ラナンキュラスの花は私も昔から大好きです。
ギルバート殿下もなんだかんだ根っこは良い人だな。
ベアトリーチェの気持ちも分かります。彼女もすごく切ない。そしてマキアとベアトリーチェとの友情がすごくいい。

そしてアイリの心境にも変化が。
なんか「ツナマヨ」が、心にぐさっときました……。
ネロ君とアイリの会話シーンが良かったですね。淡々とマキアを語るネロ君、マキアへの友情と信頼を感じてちょっと泣きたくなりました。
彼女が好きだったのは、小田さんの方だったのか!!というのが、衝撃。
マキアのことを頑なに悪者だと主張していたのは、単純に悪い魔女の誤解だったのか……なんということ。
「救世主」の存在自体がなんだか不穏なのも気になるし、次巻からどういう風に転がっていくのかな。うーん……読めないです。

友麻先生作品お約束の美味しい食べ物の数々も堪能できました。
ご飯に執念を燃やすマキア……アプリコットおにぎりは、さすがにマキアとアイリにしか美味しさが理解できないか(苦笑)。ツナマヨ美味しいですよね!
あとナポリタンもゆで卵も無性に食べたくなってきました。
二巻目で出てきた塩林檎ケーキとレモンパイもおいしそうだったなあ。(ざっと読み返して一番心に残ったのが食べ物という……)
ベーキングパウダーとかではなく魔法でふくらませるケーキって素晴らしくファンタジーで大好きです。

二巻目のラストのトールの誤解が解消されていないような気がするのとか、そもそも守護者達はどうなってしまうのか?とか、気がかりなものがまだまだいっぱい。肝心の帝国の脅威も。
はああ、冬の新刊が今からとても楽しみです。
そしてWeb版メイデーアがやっぱりとても気になります。読んでみたいと思いつつ、なかなかのボリュームにちょっとしり込みしている状態です。でもちらっとみるとレピスの名前が。やっぱり気になる。(レピスが大好き)


ここ一週間くらいの間にそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

カテゴリ: ファンタジー(西洋風)

タグ: 友麻碧 

8月の読書メーターまとめ 

8月終わっちゃいましたね。
今日は残暑打って変わって断続的な雨降りで、外に出なければ涼しくてありがたいです。
このまま暑さ控えめで落ち着いてくれないかしら。

さて先月分の読書メーターまとめを追記より。

ブログに書いていない作品で特に良かったもの
小説  タイガの森の狩り暮らし 白いバラの女の子 政略結婚 若草物語 ベアトリス、お前は廃墟の鍵を持つ王女
まんが  星の瞳のシルエット

相変わらず積み本が思うほどに減らない日々です。
読む量より買う&借りる量の方が明らかに多いので、もうどうしようもないですね。
分かってはいても本は増える。

名作ものがなんとなく読みたくて『若草物語』2巻目まで、子供用ダイジェストでないものを読んでみました。
映画を観てからさほど間をおかず読んでよかった。映画オリジナルかと思いきや、原作にも存在するエピソードが結構あって、おおっとなりました。映画、小説の2巻目を読んで、末っ子エイミーの見方がだいぶ変わりました。好き。仲睦まじいジョーとべスも好き。あんなにはねっかえりで姉の恋にもつんつんしていたジョーが知らずロマンスに落ちていく様も……。
モンゴメリの短編集『白いバラの女の子』は読んでいて疲れた心に染み入るような素敵な一冊でした。プリンスエドワード島の自然描写の美しさに憧れが募るばかりです。アンシリーズの短編集も読み返したいなあ。
『タイガの森の狩り暮らし』暑い日々に北国のエピソードを読むと気分的に涼しくて良いです。オリガとミハイルがぐっと夫婦らしくなっていてほのぼの。ロシア料理やパンがおいしそうすぎます。
『星の瞳のシルエット』私ずっと気になっていたんですよねこの少女漫画。(特に中学生時代の)女の子三人組が可愛くて、彼女たちの友情が大好きでした。あの年ごろで友情が上手くいかなくなるのもとてもとても辛いことなので、香澄ちゃんがどっちつかずになってしまうの、私はとても共感できました。星に絡められたエピソードもロマンティックで素敵。いやでもあのふたりはどう見てもお互いしか見えてないよね、というのもはたから見ていれば分かるんですけどね。無意識に香澄ちゃんにだけ親しい態度を取っている中学生男子が可愛い……。
『政略結婚』プリンセス達がそれぞれ置かれた境遇で必死にあがき周囲に助けられ、彼女たちの成長がまぶしかった。金沢に行きたいな~。
『薬屋のひとりごと』8巻目のラストの壬氏に度肝を抜かれました。そこまでやりますか!!
『ベアトリス、お前は廃墟の鍵を持つ王女』ベアトリスと兄弟ふたりの関係にハラハラし通しでした。なんか最後の場面がじわじわっと良かったです。ストイックで優秀なギャレットが格好良くてほんのりときめきました。欲を言うならこの内容で二巻分ぐらいじっくり物語に浸り切りたかったかもです。


この一週間くらいの間にそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪

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私的本の情報メモ(9月) 

梅雨が明けたと思えば毎日暑すぎてしんどいですが、皆さま体調など崩されていないでしょうか。
自室の死んでいた旧式エアコンが、お盆明けに奇跡の復活をとげたので、人としての生活を取り戻すことができました。
でも毎年こんな暑さが続くとすれば、いい加減買い替えしないと駄目っぽいですね……。
テレワーク生活も部分的に再開しているので、PCもそろそろ……出費がかさむなあ。(暑いのとコロナとで出かけるのもおっくう……)

さて来月の新刊購入予定メモにいきましょうかね~。


『トナリはなにを食う人ぞ ほろよい 5』ふじつか雪 9月4日

『色にや恋ひむ ひひらぎ草紙』深山くのえ 9月8日

『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部 「女神の化身 III」』香月美夜 9月10日

『ながたんと青と-いちかの料理帖-5』磯谷友紀 9月11日

『王妃ベルタの肖像Ⅱ』西野向日葵 9月15日

『BabelⅡ 魔法大国からの断罪」古宮九時 9月17日

『黒猫と歩む白日のラビリンス』森晶麿 9月17日

『モブ子の恋 8』田村茜 9月19日

『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 5』甘岸久弥 9月25日


『本好きの下剋上』と『Babel』が同月に発売!!!豪華ですねえ~!!
お出かけし辛い情勢ですのでたっぷりじっくり読書を堪能したいものです。
黒猫シリーズの新刊?とか、深山くのえさんの新刊とか、おおっというものが色々あって楽しみです。
『ながたんと青と』もかなり気になるところで終わっていたんですよね。


この一週間くらいの間にそれぞれの記事に拍手くださった方々、どうもありがとうございました♪
このブログにいただいた総拍手数が七千回を超えていました。嬉しいです!!
拍手のひとつひとつが私の心の栄養でありブログを書き続ける励みになります。
改めて、深く感謝申し上げます。

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